ご覧いただきありがとうございます。㈱なないろハウジングです。
外構工事をご検討中のお客様から、よくこんなご質問をいただきます。
「外構って、新築のタイミングで全部やらないといけないんですか?」
結論からお伝えすると、外構工事は必ずしも一度にすべて行う必要はありません。
最近では、暮らしに合わせて段階的に進める “2期工事” という考え方を選ばれる方も増えている印象です。
では、「一度にすべて行う」「2回に分けて工事をする」それぞれにどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
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外構工事を全部一気に行う場合
■メリット
・デザインや素材をトータルで計画できるため、統一感のある仕上がりになる
・工事期間が一度で済み、生活への影響が最小限
・将来的な追加工事を考えなくてよい安心感
■デメリット
・初期費用が大きくなりやすい
・実際に住んでみてから「ここは使わなかった」と感じることがある
・将来のライフスタイル変化を完全に予測するのが難しい
新築時は図面上のイメージだけで判断するため、「思っていたより視線が気になる」「駐車場の使い勝手が違った」と感じるケースも少なくありません。
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外構工事を分けて行う「2期工事」
■メリット
・住み始めてから本当に必要な工事を判断できる
・予算を分散でき、無理のない計画が立てやすい
・暮らしの変化(家族構成・車の台数など)に対応しやすい
たとえば、新築時は最低限の駐車場だけ施工し、住んでみて必要だと思った
・目隠しフェンス
・庭の使い方
・宅配ボックス
を追加する、といった進め方が出来るのが大きな強みだと思います。
■デメリット
・工事が複数回になるため、その都度打ち合わせが必要
・最初の計画が甘いと、後からやりにくくなる工事が出てくる
・一部、やり直しが発生する可能性もある
そのため、2期工事を前提にする場合でも、“最初に全体像を考えておくこと”がとても重要になります。

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-2期工事を考えるときに知っておきたい注意点-
〜あとからではやりにくい工事の例〜
2期工事はとても合理的な進め方ですが、すべての工事が後回しにできるわけではありません。
内容によっては、1期工事の段階で考えておかないと、2期で施工しにくくなるケースもあります。ここでは、実際によくある例をご紹介します。
① 土間コンクリート・駐車場まわり
“一番「やり直しが効かない」ところ”
正直に言うと、2期工事で一番後悔が出やすいのが駐車場まわりです。
住み始めてから「やっぱりカーポート欲しいな」「自転車、雨ざらしはキツいな」と思う方はとても多いです。
でもその時すでに、きれいに土間コンクリートが打ってある。
そうなると、
・柱を立てるためにコンクリートを壊す
・補修跡が残る
・想像以上に追加費用がかかる
という現実に直面します。
お客様から「最初に想定しておけばよかった…」と言われることも、実際にあります。
だからこそ、今すぐ施工しなくても、将来置くかもしれないだけで価値がある。
柱位置を想定しておくだけで、後悔は大きく減らせます。
② 排水計画・雨水の流れ
“住み始めてからじわじわ効いてくるストレス”
外構は完成した直後より、雨が降ったときに本当の評価が決まります。
引き渡し直後は気づかなくても、
・玄関前に水が溜まる
・駐車場から玄関まで足元が濡れる
・雨のたびに同じ場所がジメジメする
こうした小さなストレスは、毎日の生活で確実に積み重なります。
2期工事を前提にして、「とりあえず今は最低限で」と舗装してしまうと、
後から勾配を直す=ほぼやり直し工事になるケースもあります。
排水は見えません。でも、住み心地には確実に影響します。
だからこそ、2期工事を考えている場合でも、排水と勾配だけは最初にきちんと決めることが大切です。
③ フェンス・目隠しの高さや位置
“住んでから気づく「視線」の問題”
住む前は、「そんなに気にならないかな」と思っていても、実際に生活が始まると
・リビングに人の視線を感じる
・洗濯物を干すのが落ち着かない
・夜、カーテンを開けられない
こうした声は本当に多いです。
ただ、ここで問題になるのがブロックの高さと基礎。
1期工事で「低めでいいか」と施工してしまうと、2期工事で「もう少し高くしたい」と思っても、構造上できないことがあります。
その結果、「想定より低いフェンスになる」「デザインがちぐはぐになる」
という残念な仕上がりになることも。
「あとで考えよう」が、一番後悔につながりやすい部分です。


まとめ
外構工事は、「今すぐ全部やらなきゃいけないもの」ではありません。
実際、生活が始まってから「ここ、こうしておけばよかったな」と気づくことの方が多いのも事実です。だからこそ、2期工事という選択自体は、決して間違いではありません。
ただし注意してほしいのは、“あとから出来る工事”と、“先に考えておかないと出来なくなる工事”があるということです。
外構は完成した瞬間よりも、住み続けてから評価される工事です。
雨の日、夜、毎日の出入り。そうした日常の積み重ねで、ここをこうしておけば良かったなと後悔しないよう、生活の変化に対応できる“2期工事”を考えてみるのはいかがでしょうか?
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